袴の着こなしアドバイス!
袴姿で椅子に深く腰掛けてしまうと、裾が上がって足首が見えてしまいます。
浅めに掛けて、片足を半歩後ろに。前足のつま先を内側に向けるときれいですよ。
たもとがつかない様に、小振り袖を前で重ねてから、椅子に腰掛けましょう。
背もたれにもたれるのもやめましょう。背筋をシャンと伸ばして座りましょう。
箸の下に懐紙を添えていると、汁などで小振り袖や袴汚さず、見た目にも優雅です。
テーブルの物を取る時、袖でグラスを倒したりしがちです。片方の手で袖口を押さえましょう。
乾杯の時は、杯は両手で持ち、グラスは片手で持ってその袖口を押さえます。
小振り袖でトイレに行く時は、袖を引きずらない様に気をつけましょう。
まず、袖を体の前で、一結びして、それから裾をあげる様にします。
の襟合わせがゆるんできたら、裾を上げて腰ひもの下から長襦袢の背中を中心に引き下げます。
草履の場合は、くるぶしの少し上くらいで、足袋の上の素足が見えないように注意します。
ブーツの場合は、袴の丈をやや短めにすると、バランスがよくなります。
※秋田屋ではブーツのレンタルはしておりません。
- 立ち姿と歩き方が決め手!
- 姿勢が悪いとせっかくの晴れ姿が台無しです。
背筋をシャキッと伸ばして、お腹に力を入れて立ちましょう。
足は5~6cm開いて、左右どちらかの足を半歩前に出して、つま先は少し内側に。
卒業式でも、立食パーティーでも袴美人になれますよ。
歩く時は、いつもより少し小幅に、そして足早に。つま先を内側に入れるつもりでスッスッと歩きましょう。
- 階段の上がり下がりは、要注意
- 階段では、裾と袖に要注意。
荷物は左手に持ち、袴を少しつまみ上げるようにして、裾を踏まないように上がります。
小振り袖は、手すり等に引っかからない様に、前で重ねる様にすると良いでしょう。